私はコロナ禍の2020年に、2月、5月、12月の3回入院をしました。
すべて同じ感染症指定医療機関の総合病院への入院です。
2月はまだ日本でコロナが流行する前、
5月は緊急事態宣言が出て対策され始めた頃、
12月はコロナ対策が浸透してきた頃と、
妊娠中のトラブルや出産のために、コロナ禍の前~第3波まで、いろいろな状況で入院することになりました(;^ω^)
この記事は、コロナ対策が浸透した12月の入院生活をもとに、実際の入院生活のことや、面会がどうなっているか、必要な持ち物を書きました。
これから入院する予定のある方の役に立てれば嬉しいです。
入院前にコロナの検査を受ける
12月の入院は前もって決まっていたので、入院3日前にコロナの検査を受けました。
検査といっても、入院3日前に唾液をとって持っていくだけ。
検査で陽性が出てしまうと入院できないので、入院2週間前からできるだけ外出や外食を避ける必要があります。
不要不急の外出はしていませんでしたが、それでもいざ検査を受けるとなると少し緊張しました(*_*;)
5月は体調不良で受診したら即入院だったので、前もって検査するということはありませんでした。
というかまだ検査できる状況ではなかったのかも?
今は緊急入院の場合も検査をするのかもしれません。
入院患者のマスク事情
外出時にマスクをするのはマナーとして当たり前になっていますが、入院中のマスク着用はどうするのか?についてです。
私の場合、入院した日に看護師さんに「病室内ではマスクをはずしていいよー」といわれたので、病室内で過ごす時はマスクははずしていました。
看護師さんが来ても私はマスクを着けず、看護師さんだけが着けている状態です。
ただし、検査や診察で病室から出る時には必ずマスク必須でした。
これは5月に入院した時も同じでした。
さすがに病室内でもマスクするのはしんどいですよねえ…。
もちろん手術室に向かう時もマスクをつけます。
5月に硬膜外麻酔(下半身のみの麻酔)で帝王切開した時は、手術中もずっとマスクをつけていました。
(12月は全身麻酔だったので、手術室についてからマスクをはずしました)
そのため息子との初めてのツーショットに写っているのは私の目元のみです(;'∀')
面会は基本NG。手術付き添い、荷物の受け渡しは制限付きでOK
ニュースでもよく取り上げられていますが、入院中の面会やお見舞いはは基本的にNGでした。
12月の入院で夫に病院まで来てもらったのは、手術当日と翌日のみです。
手術当日の付き添いは、手術の30分前に来てもらい、手術中は病室で待機。
術後は先生の説明を聞いて、麻酔から覚めた私と少し話をしたら早めに帰っていきました。夫と同じ空間にいた時間は45分もなかったです。
コロナ禍でなければ、早めに来てもらったり、夜も面会時間ギリギリまでいてもらったりできるんですけどね。
今回私の受けた手術はそこまで深刻なものではなかったですが、命に関わる大きな手術だったら、手術の前後はできるだけ長く家族と過ごして安心したいですよね。
でも今はコロナ禍で、いろいろな制限があります。
今の時期に大きな手術を受けることになったら、1人きりの時間が長くてとても心細い気持ちになるだろうなと思いました。
今回はたまたま手術翌日の面会の許可をいただけましたが、基本は手術当日しか許可していないようでした。
面会といっても、早めに切り上げるよう指示が出ているので、15分程度。
術後2日目まで自由に動けなかったので、何をするにも看護師さんにお願いしないといけないのが大変でした。あれを取ってほしいとか電気を消してほしいとか、あんまり細かいことを忙しい看護師さんにお願いするのは申し訳なくて。
面会なしで入院生活を送るのはなかなか大変だなと感じました。。
また、荷物の受け渡しは制限付きで許可されていました。
12月に入院した時には、自分で歩ける人は外来棟の受付周辺で荷物の受け渡しをすることになっていました。つまり自分で歩ける人は、荷物の受け渡しのために家族に病室まで来てもらうことはできません。
ただし自分で歩けない人は、荷物の受け渡しのために家族に病室まで来てもらうことができるようでした。病室まで来てもらう場合は、病院の受付で許可証をもらう必要があります。
どちらも週1~2回に留めるという制限付きです。
とにかく外部の人が病室まで入ることは基本的にできなくなっていました。
入院中の洗濯事情
私は最初から荷物の受け渡しをせず、病院で洗濯をする前提で荷物を用意しました。
平日は夫が仕事なので荷物の受け渡しをお願いできないし、高齢の義父母にお願いするのも気が引けたからです。
病棟内に洗濯機と乾燥機があったので、1週間に1~2回洗濯をすればまわるように3~4日分の下着やタオルを用意していきました。
荷物の受け渡しが難しかったり、できるだけしたくない場合は、病院内の洗濯事情を事前に調べておくとよいと思います◎
病棟内で洗濯する場合は洗剤も忘れずにもっていきましょう。
また、私の入院した病院では売店で洗濯サービスを行っていましたが、聞いてみると依頼できる曜日が決まっていたり、一度預けると戻ってくるのは1週間後だったり、全然使えませんでした。洗濯サービスあるじゃん!と当てにしていくと失敗するかもしれないので、こちらも下調べ大事です。
荷物の受け渡しもしたくないし自分で洗濯も厳しい場合は、日額いくらでタオルやパジャマなどの日用品をレンタルするサービスもあったので、そういったサービスがないか確認してみましょう。
衛生的だし、入院の荷物も軽くなるのですごく便利です◎
コロナ禍の入院であると便利な持ち物は?
マスク
先に書いたように、入院中でも病室以外ではマスクを着けないといけないので、入院日数分のマスクを必ず持っていきましょう。
荷物の受け渡しをせず、自分で洗濯をする場合
3~4日分の衣類やタオル
私の場合の具体例です。
パジャマ2セット
下着3セット
スポーツタオル 4枚 ★主にシャワー用
小さいタオル 5~10枚 ★主に洗顔や手洗い用
洗濯物を入れる袋(ビニル袋、エコバックでも可)
洗濯物を病室から洗濯機まで持って行ったり、乾燥が終わった服を病室まで持って行ったりするのに使う袋。ビニル袋、エコバック可。
洗濯用洗剤
私の場合、病棟内に洗剤はおいてなくて売店まで買いに行かなきゃいけなかった。1回分ずつに袋詰めされている洗剤を持って行った。
手術を受ける予定で、術後すぐ動けない場合
面会やお見舞いができないので、術後ベッド安静の場合、身の回りのことはすべて看護師さんにお願いしないといけません。
コロナ禍でなければ、面会にきた家族に「〇〇買ってきてー」とか「それ取ってー」とかいえるんですが、全部看護師さんにお願いしないといけません…
(しかも買い物とかはお願いできないこともありそう…)
できるだけ看護師さんにお願いしないといけないことを減らし、少しでも快適に過ごすために私が持っていったものを紹介します。
ペットボトルのお茶
病院では食事の時にしかお茶が出ない。でも術後はもちろん買いに行けないし、面会NGだから買ってきてもらうこともできない。正直、病院に水分摂取量の管理もしてほしいところだけど、現状してもらえないのであらかじめ準備しておきましょう。
私は入院日に500mlのペットボトルのお茶を5本持っていきました。足りない分は術後動けるようになってから買いに行きました。
S字フック
ベッドにS字フックをかけて、使いたいものを入れたかばんを吊るしておくとめっちゃ便利。私はゲーム機やリップクリーム、タオルなどをかばんに入れて吊るしていました。ゴミ袋を吊るしても便利。今回私は使用中のマスクを吊るすのにも使いました。百均で十分。最低3つは必要。
手元を照らすライト
病室によるけど、部屋の電気のスイッチに手が届かないことがある。術後動けない場合、いちいち看護師さんにお願いしないといけないので、夜中でも自分で電気をつけたり消したりできるように手元を照らすライトがあると便利。
延長コード
これも病室によるけど、コンセントが高い位置にあってベッドに寝たままの状態だと届かないことがある。延長コードを使って枕元にコンセントのある状態にしておくと、スマホやイヤホン、ゲーム機をいつでも充電できて便利。
ポケットWi-Fi
術後はまじで暇。でも本やゲームを持って行っても術後すぐに痛みがあると集中できなくて、結局なんとなくスマホを見ている時間が長かった。あと個室だったから家族に電話したり。なんだかんだでスマホを見ちゃうので、データ容量を心配しなくていいように、入院期間が長い場合はポケットWi-Fiを準備しておくのが無難。
★ネット環境について(楽天モバイルユーザーの私の場合)
私は11月から楽天モバイルユーザーです。
楽天モバイルは楽天回線に対応しているエリアに限りデータ使い放題ですが、残念ながら病院は楽天回線エリアではありませんでした
楽天モバイルでは、楽天回線エリア外ではパートナーエリア(au回線)に繋がり、au回線では1か月に5GBまでしか使えません。
しかし、高速通信モードをはずして通信速度の遅いモードにすることで、au回線の5GBを減らさずにネットを使用することができます(^^)
高速モードと比べると少し読み込みに時間がかかりますが、動画が途中で止まってストレス!なんてことはなく、思っていたより普通に観られました。
おかげで入院中、YouTubeやTVerを観て楽しく過ごすことができました。
楽天回線エリアにお住まいの方はもともとデータ使い放題だし、そうでない方もau回線エリアで高速モードをはずせばデータ使い放題なので、長期入院の予定がある場合は楽天モバイルを契約するというのもアリだと思います。
ドコモからさらにおトクなプランも出たので、これからはポケットWi-Fiではなく、スマホ自体の乗り換えの方がおトクになる場合もありそうですね◎
まとめ
以上、コロナ禍の入院生活についてまとめました。
★入院前はコロナの検査を受ける
★入院中、病室を出る時はマスクの着用が必須
★面会やお見舞いは基本NG。
★手術の付き添い、荷物の受け渡しは制限付きでOK。
★コロナ禍の入院で必要なもの
・マスク
・病院で洗濯する場合⇒3~4日分の衣類とタオル、洗濯物を入れる袋、洗剤
・手術を受ける場合⇒ペットボトルのお茶、S字フック、手元を照らすライト、
延長コード、ポケットWi-FI
コロナ禍で制限の多い入院生活、どうしても不安になりますよね。
私の経験を記事にしたことで、これから入院する方の不安を少しでも取り除くお手伝いができたらうれしいです(^^)
読んでいただきありがとうございました。