7月の初め、3ヵ月前に引っ越してきたばかりの一軒家のバルコニーで、ハチの巣を発見しました。
ハチの巣があると怖くて洗濯物を干せないし、庭で遊ぶ子ども達が刺されるかもしれない……。
とても不安だったので、すぐに駆除を依頼することにしました。
この記事では、くらしのマーケットでハチの巣駆除を依頼した我が家の体験談を紹介します。
- 自宅でハチの巣を発見したが、どうやって業者を探したらいいか分からない
- ハチの巣の駆除の依頼方法や当日の流れを知りたい
- くらしのマーケットで個人に仕事を依頼して大丈夫なのか心配
こんな不安に感じている人のお役に立てれば!と思い、私が実際に体験したことをまとめました。
ハチの巣でお悩みの方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
実はハチの巣駆除を依頼するのは2回目でした
実は、ハチの巣駆除を依頼するのは2回目でした。
我が家は2024年に中古の一軒家を購入し、契約後にホームインスペクションを入れた際、1階の軒下でハチの巣を発見しました。
その時は2月だったのでハチはいませんでしたが、1階の軒下に直径10㎝ほどのアシナガバチの巣がぶら下がっていました。
ハチは毎年4~11月にかけて巣をつくり、寒くなると冬眠のためにどこかへ行ってしまいます。そして、冬眠から覚めた女王バチがまた新たな巣をつくります。
同じ場所に戻ってきて巣をつくったり前の巣に戻ってくる習性はなく、一度空になったハチの巣は再利用しません。
当時はハチの巣についての知識がなかったので、春になったらハチが戻ってくるのでは…と不安に思っていました。
購入した家は3月に引き渡し、4月に引っ越しの予定で進めていたので、慌ただしい時期にハチが戻ってきたら嫌だと思い、不動産会社に依頼して引き渡し前にハチの巣を取ってもらいました。
このような経緯があったので、ハチの巣を見るのは5ヵ月ぶり2度目。
「このあたりはハチがたくさんいるエリアなのか……?」
「これから毎年ハチの巣を作られちゃうのかな」
と、めちゃくちゃ不安になりました。
ハチの巣駆除の流れ|予約~当日の流れ
私は今回、くらしのマーケットを利用して、個人でハチの巣駆除を請け負っている方に依頼しました。
くらしのマーケットは、ハウスクリーニングや家具組み立て、害虫駆除などの暮らしに関するサービスを発注できるサイトです。
個人でお仕事を受けている人と簡単につながれるので、大手の業者さんに依頼するよりもお得に依頼できます。
ここではくらしのマーケットの使用感も含めて、ハチの巣駆除を依頼した体験談を紹介していきます。
ハチの巣駆除│くらしのマーケットで予約
くらしのマーケットでハチの巣駆除が可能な出店者さんを探し、予約しました。
依頼したい出店者を見つける
まず、くらしのマーケットの画面を開いて下記の希望条件を入力します。
- 依頼内容(ハチの巣駆除)
- 場所(郵便番号)
- ハチの巣が何か所あるか
- 希望日時
希望条件を入力すると、入力欄の下に抽出された出店者の一覧が表示されるので、下記の情報をもとに依頼したい人を絞ります。
- 出品者の顔写真
- 出品者の名前
- 5段階評価(レビュー数)
- 住所
- 値段
- 希望日の空き状況
対象サービスが少なければスクロールして良さそうな人を探しましょう。
表示件数が多すぎる場合は、ソート機能を使って「料金が安い順」や「評価が高い順」に並べ替えると効率よく探せます。
検索結果に遠方の出店者さんが表示されることがあるので、注意が必要です。
県内でも車で1~2時間かかる人や、県外の人が表示されることも。
遠方の出店者さんに依頼する場合、交通費が依頼者負担になる場合があります。出店者さんのサービスの詳細画面に交通費に関する記載があるので、予約する前に必ず確認しましょう。
私は「評価が高い順」に並べ替えて住所の近い人から見ていき、良いレビューがたくさんついている人を選びました。
顔写真が登録されているので、パッと見た印象で信頼できそうな人を選ぶこともポイントです。
予約リクエストをして日程を調整する
依頼したい人を決めたら、予約リクエストに進みます。
予約リクエストでは希望日時を2つを入力しますが、ここでは当日と翌日の日付は入力できません。
しかし、出店者さんの中には名前の横に【〇/×(明日)対応可】と入れている方もいます。
たとえば、【明日対応可】と記載のある出店者さんに明日来てもらいたい場合、予約リクエストの希望日時には適当な日時を入力しておけばOKです。
予約リクエスト後、出店者さんと直接メッセージのやり取りができるので、そこで「今日(明日)依頼したいのですが…」と相談してみましょう◎
予約リクエストをすると出品者さんからメッセージが届き、やり取りが開始します。
私もメッセージで「朝10時以降」「16時頃は子どものお迎えのためNG」などの細かい希望時間を伝え、調整してもらいました。
メッセージのやり取りを経て、火曜日の午前10時からハチの巣駆除に来てもらうことになりました。
ハチの巣駆除│当日の流れ
当日、予約した時間の5分前に出店者さんが到着しました。
挨拶もそこそこに2階のバルコニーに案内すると、車から脚立や駆除に使う道具を運び込み、さっそく作業スタート。
ハチの種類や巣の大きさによるのかもしれませんが、防護服などではなく「半袖+長ズボン」の普通の服で、普通にバルコニーに出ていました。(私は怖くて出られなかった)
10~15分ほどで「終わったので確認してくださーい!」と呼ばれていくと、駆除されたハチの巣とハチが!!

巣の白いまゆはハチの幼虫です。この時、まだ動いていました。
ハチは女王バチが4~5月に巣をつくる場所を決めてたまごを生み、6月半ばころから働きバチが活動し始めます。
今回は7月上旬で働きバチが活動し始めて間もない頃で、ハチの数は少なめでした。
働きバチが増えるほどハチの巣が拡大するスピードも速くなるので、この幼虫たちが働きバチになってから見つけていたら……と思うとゾッとします。
午前10時から始めて、10時20分にはすべての作業が終わりました。
「戻りバチ」は2~3日でいなくなる
日中にハチの巣を駆除すると、その時巣から出ていたハチが戻ってくることがあり、これを「戻りバチ」と呼びます。
戻りバチは働きバチで、女王バチではないので、新たに巣がつくられることはないんだとか。
駆除から2~3日は戻りバチが巣のあった周辺を飛んでいることがありますが、その後は自然といなくなるようです。
こうした説明を受けている間にも外に出ていたハチが戻ってきて、巣のあったあたりを飛んでいましたが、説明の通り、駆除から2~3日で見かけなくなりました。
ハチの巣の再発防止は4~5月の対策が重要!
ハチの巣を駆除した後はひと安心ですが、「またハチが戻ってきて再発したら……」という不安を感じますよね。
私も今の家でハチの巣を発見するのは2回目だったので、再発防止についてはかなり気になっていました。
今回ハチの巣駆除をしていただいた方によると、同じ場所に再び巣をつくられることは基本的にはないとのことでした。
ハチは毎年春に巣づくりをしますが、同じ場所に何度も巣をつくる習性はないようです。また、一度駆除したら、その年に再び巣がつくられることはありません。
ハチの巣を完全につくられないようにする方法はないようです。
ただ、ハチの巣を作られる可能性を下げる方法として、女王バチが巣づくりをはじめる4~5月に、ハチ駆除剤を仕掛けるといいと言われました。
下記は実際におすすめされた商品です。
分かりやすくいうと、「ゴキブリホイホイのハチ版」です。
ハチの好む樹液が入っていて、ハチが誘い込まれて入るとくっついてしまい逃げられなくなる商品です。
4~5月に女王バチを駆除してしまえば、巣づくりされる可能性を下げられます。
私はハチの巣を見つけたその日から、窓を開けてハチの巣を確認することすらできなかったのに、プロってすごいなと心から思いました!
しかし、今回ハチの巣駆除を依頼した出品者さんによるとそういうわけではなく、ハチの巣がつくられるかどうかは「運」らしいです。
ハチの巣が軒下や室外機の中など、雨風をしのげる場所につくられやすいのは事実なのですが、毎回同じ場所に巣を作られてしまうということはないようです。
実際に今の家に住み始めて、近所でハチを見かけることはなかったので、少し安心しました。
まとめ:ハチの巣駆除の依頼はお早めに
今回はハチの巣駆除の体験談を紹介しました。
ハチの巣はいつどこに作られるか分かりません。
ハチの巣をつくられてしまったら、働きバチが増えるほど巣が拡大するスピードが加速するので、見つけ次第すぐに駆除してくださいね。
ハチの巣作りは4~5月から始まるので、この時期にハチ駆除剤を設置して巣をつくる場所を探している女王バチを捕獲すると、ハチの巣を作られる可能性を下げられます。
ハチの巣を作らせないための対策も大切です◎
ハチの巣を駆除してもらったおかげで、安心して洗濯物を干せるようになりました。
来年の春はしっかり対策をして、またハチの巣を発見することのないようにしたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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