流産手術を受けてきました。当日の流れや術後の体調、辛かったこと【体験談】

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2人目妊活で稽留流産になってしまい、流産手術を受けてきました。

2人目妊活で稽留流産を経験しました【9週までの流産体験談】
2023年1月に流産を経験しました。 ちょうど1年前から2人目妊活を始めて、昨年12月にやっと授かり、喜んでいたところだったので、かなりショックな出来事でした…。 稽留流産の体験談 妊娠から稽留流産と診断されるまで 2022年12月末に妊娠...

2022年12月末に第2子の妊娠が分かりましたが、妊娠9週で流産をしてしまいました。
2人目妊活にして初めての流産でした。

この記事では、流産手術の体験談をまとめました。

流産手術前の検査

赤ちゃんの心拍が確認できなかった妊婦健診の4日後、再度受診して稽留流産が確定しました。

そのまま手術日を決め、その日のうちに術前の検査も行いました。
術前検査は下記の3つ。

  • X線撮影
  • 心電図
  • 血液検査

通院していた産婦人科は分娩は行っていないクリニックでしたが、流産手術については日帰りで受けられるようでした。

流産手術当日

手術当日の注意事項と持ち物

当日の朝は絶食

流産手術当日は9時20分に受診し、13時頃には帰れると聞いていました。

手術前日の夕食までは普段通りとってOKですが、当日朝は絶食です。
水分は当日朝6時まではOKでしたが、起きたら7時だったので飲めませんでした(^^;)

ちなみに、手術後は普通に食事をとって大丈夫でした。

当日は運転禁止

全身麻酔をするため、当日は運転しないように言われました。

夫に仕事を休んでもらい、送迎してもらいました。

当日の持ち物

  • 生理用ナプキン(夜用) 2~3枚
  • ショーツ
  • 飲料水
  • 手術同意書

また、化粧やマニキュア、装飾品、コンタクトレンズは不可でした。
そのため朝の身支度があっという間に終わりました(^^;)

病院に到着してから手術まで

産婦人科に着くと、まず検温と血圧測定をしました。

その後、内診で赤ちゃんが亡くなっていることを再度確認。
そして子宮の消毒をするということで、何やら温かい器具を入れられました。

その後、ベッドのある部屋に移動し、手術着に着替えました。
手術着1枚になり、さらにすぐ隣の手術室に移動します。

 

手術室に入るとすぐに筋肉注射を2本打ちました( ;∀;)

静脈麻酔を効きやすくするためのお薬だそうです。
右肩と左肩に打ちましたが、右肩の筋肉注射が今回の手術で1番痛かったです…。

看護師さん「手術の終わりにもう1本、筋肉注射を打つからね。
      その痛みで麻酔から覚める人が多いよ(^^)☆」

怖すぎる予告…。目覚め方最悪すぎる( ;∀;)

 

手術台に横になり、右腕には血圧を測り、左腕にはパルスオキシメーターと点滴。
無機質な手術室の天井を見ていると、さすがに緊張してきました…。

看護師さん「緊張しなくて大丈夫だからね~。あっという間に終わるからね」

としきりに言ってくれて、いつ始まるんだろうとドキドキしていたら、いつの間にか意識を失っていました。

手術が終わるまで

いつの間にか眠ってしまっていて、いつ手術が始まったのか分かりませんでした。

麻酔中、ずっと変な夢?映像のようなものを見ていました。
自分の実態がなくて、痛くも苦しくもない状態で、変な世界の中に入り込んでいました。
自分のことは分かるけど、今どういう状況なのかまったくわからない…。
不思議な感覚でした。

途中でぐるっと世界が変わって、手術室の天井と、エコーでお腹の中を見てくれる看護師さんがかなりぼやけた状態で見えるようになりました。
最初は手術室の天井だと分からず、というか今手術を受けていることすら分かっておらず、この世界は何なんだろう…と思いながら見ていました。

 

少しずつぼやけていた視界がはっきりしてきて、やっと手術室にいることを思い出しました。

だんだん意識が戻ってきていましたが、まだ処置は続いていました。
痛くはないけど何か処置されているなという感じ…。

 

そしてここで左肩に筋肉注射!
予告されてたやつ!!

麻酔でぼんやりしていたのでそこまで痛くは感じませんでした。
でも看護師さんの言っていた通り、痛みで意識がはっきりしてきました。

全部終わった後に注射を打つのかと思っていたのに、注射後もしばらく処置が終わらず、地味にしんどかったです(*_*;)
痛くはなくても、器具を入れて何かされているのは気分のいいものではないので…。
早く終わってくれ~と思っていました。

 

やっと処置が終わった頃、今度は身体が冷え切ってめちゃめちゃ寒い…。

手も足も冷え切っていてすごく冷たい…。

意識はかなりはっきりしていましたが、看護師さんに支えてもらって起き上がるとまだふらっとして、まだ麻酔が残っているのを感じました。

看護師さんに支えてもらい、点滴の台を握りしめながらなんとか立ち上がり、最初に案内された部屋のベッドまで移動しました。

手術後から帰宅するまで

ベッドに入りスマホを見ると、時刻は10時15分。

ベッドに入ってからもとにかく寒い。
できるだけ小さく丸まっていました。
それでも手も足も冷え切っているので、全然温かくなりません。

また、吐き気がして何度かえずきました。
でも結局何も吐かずに済み、吐き気はそれで治まりました。
あと、手術中に乾燥したのか、のどが痛かったです。

吐き気が治まると、とにかく寒いのが辛い…

この寒気にひたすら耐える時間がすごく辛かったです。
11時頃に点滴がはずれ、1時間ほど経ってやっと身体が温まってきました。

12時前にトイレに行きましたが、立ち上がるとまだ少しふらつきました。
術後にナプキンを付けていましたが、この時はまだ膣内にガーゼが入っていて出血はありませんでした。

看護師さんからもうすぐ診察に呼ばれるからねと言われ、私服に着替え、引き続きベッドに横になっていました。(この時もまだ寒かった)

 

12時40分頃にやっと診察に呼ばれました。
内診の時にガーゼを除いてもらい、エコーで子宮内を確認してもらいました。

以下、先生に言われたことの要約。

  • もう子宮口は閉じてきているが、まだ子宮内は出血している。
  • しばらく生理痛のような痛みがある。
  • 2週間ほど普段の生理より多いくらいの出血があるかもしれない。
  • 感染症予防のため、1週間はシャワーにすること。
  • 手術翌日からはアルコールOK。
  • 子宮の状態は問題なさそうだから、来月生理が来たら妊活を始めてOK。
  • 抗菌剤と子宮収縮剤を5日分処方するので飲み切ること。

また、念のため赤ちゃんがガンになっていないかの検査をすると言われました。
もし赤ちゃんがガンになっていた場合、ガン細胞が私の体内に残っている可能性があるので、抗がん剤の治療を受けないといけないと言われました…。
これ以上何も起こらないでくれ…。

診察が終わってお会計を済ませ、病院を出たのは13時でした。

帰宅後の体調

病院を出る頃にはふらつかずに歩けるようになっていました。

食欲もあり、軽めにお昼ごはんを食べました。
術前までつわり症状があり、食後はいつも気持ち悪くなっていましたが、赤ちゃんがいなくなったからか食後の気持ち悪さを感じませんでした(゜゜)
もうつわりがなくなったの…?

術後すぐはお腹の痛みはなく、夕方に軽い生理痛のような痛みがありました。
むしろ最初に筋肉注射を打った右肩の方が痛いくらいでした(^^;)

出血も生理のようにしばらく続くのかと思っていましたが、当日はほぼなし。
生理の終わりかけのような、少量の血がナプキンにつく程度でした。

手術当日は念のため午後も横になって休みました。
この日は1日、夫が息子を見ていてくれて助かりました(^^)

手術翌日以降の体調

手術翌日と翌々日はあまり辛くなかったんですが、3日目から急に重い生理痛のような痛みに襲われ、そこから3日間動けませんでした…。

特に3日目の午前と5日目の午前は、痛みが強くて辛かったです(T_T)
5日目は外にも出られず、息子と1日中引きこもっていました。

この3日間は出血も多かったです。

手術翌日

軽い生理痛のような痛みあり。出血は変わらず少ない。
朝から少し頭痛があり、左のこめかみあたりが痛かった。

手術から2日後

手術翌日と同様。

手術から3日後

朝から重い生理痛のような痛みに襲われる。痛すぎて動けない。
午後に少し治まるも、定期的に腹痛がある。

生理3日目くらいの、しっかりめの出血が始まる。

手術から4日後

前日ほどではないが、腹痛と出血がひどい。
午後はしんどくて動けず、家に引きこもる。

手術から5日後

手術から3日後の午前と同じような痛みに襲われ、動けず。
出血も多い。1~2㎝ほどの塊のようなものが4~5回出た。
1日家に引きこもる。

手術から6日後

腹痛が治まり、普通に動けた。お腹に力を入れると下腹部が痛む。
出血も一気に減って、生理の終わりかけくらいになった。

手術から7日後

少し腹痛があるものの、普通に動けたので息子とおでかけ。
夕方から腹痛が悪化。(痛みの強かった3日間ほどではない)
腹痛が落ち着いて、2日間動きまくったから…?
出血も前日より少し増えた。

流産手術後の通院

術後1回目の通院

手術から約2週間後に受診しました。

診察室に入ると、先生がまず「痛かったでしょう?」と労わってくれました。
やっぱりみんな痛いんだなあ…と改めて思いました。

診察してもらうと、子宮口はとじているが子宮内でまだ出血しているとのこと。
次の生理でこの出血した分もすべて出したいねと言われ、ピルを2週間分処方されました。

ピルを飲み切って1週間後、手術からは1か月後に生理が再開しました。

術後2回目の通院

術後2回目の通院は前回から1か月後でした。
この時は流産手術から1か月半経っていて、流産後1回目の生理も終わっていました。

体調不良などは全くありませんでしたが、生理後に微量の出血が何度かあったことだけ気がかりだったので聞いてみました。

内診してもらうと、まだ少し子宮の中に血液が溜まっていて、また出てくることがあるかもしれないけど問題はないとのことでした。
もう普段通りの生活で問題ないし、妊活も再開して大丈夫と言われました。

この日をもって流産関係の通院はすべて終了しました!

手術当日&術後の息子のお世話をどうしたのか

通院の時には息子を連れて行っていましたが、さすがに手術当日は連れて行けません。
さらに、手術後2~3日は無理せず安静にするようにと言われました。

2歳児を見ながら安静とか無理すぎるので、下記のような予定にしました。

手術当日(木曜) → 夫に休んでもらう
手術翌日(金曜) → 息子を一時保育に預ける
手術2日後&3日後(土日) → 夫休み

この時はまだ、手術後3日目から強烈な腹痛に襲われるなんて思いもよらず、手術翌日を乗り切ればなんとかなるだろう!と思っていました…。

準備していても何が起こるか分からないですね…。

流産手術の体験談 まとめ

以上、流産手術の体験談でした。

「日帰りの手術だしそんなに辛くないはず」と自分を励ましながら臨みましたが、日帰りだろうが何だろうがやっぱり手術は辛いですね…。
身体的にも精神的にもしんどい2週間でした。

流産が分かった時は本当にショックでした。
でも時間が経って、少しずつこれからのことを考えられるようになりました。
体調が落ち着いたら、また妊活を始めるつもりです。

自分用の備忘録も兼ねてブログに残していますが、私と同じように流産してしまった方や、これから手術を受ける方の参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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