2人目妊活で稽留流産を経験しました【9週までの流産体験談】

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2023年1月に流産を経験しました。

ちょうど1年前から2人目妊活を始めて、昨年12月にやっと授かり、喜んでいたところだったので、かなりショックな出来事でした…。

稽留流産の体験談

妊娠から稽留流産と診断されるまで

2022年12月末に妊娠がわかりました。
年末に産婦人科を受診し、胎嚢を確認することができました。

2週間後に受診し、心拍も確認OK。
出産予定日が決まり、母子手帳をもらいに行きました。

さらに2週間後。
母子手帳をもらって最初の妊婦健診でした。

その日、赤ちゃんの心拍を確認することができませんでした。

生きていれば10週に入っているはずだった赤ちゃんは、
9週初めの大きさのまま、成長を止めていました。

4日後に再度診察を受けて、稽留流産と診断されました。

 

稽留(けいりゅう)流産とは…
胎児は死亡しているが、まだ出血、腹痛などの症状がない状態。
自覚症状がなく、医療機関の診察で初めて確認される。
治療として、子宮内容除去手術を行う方法と、自然に排出されるのを待つ方法がある。

流産が分かった日のこと

私にとって妊婦健診は、赤ちゃんを見られる楽しみな日でした。
息子の妊娠中にもいろいろとトラブルはありましたが、エコーで見る息子はいつも元気に動いていてくれました。

この時も「やっと赤ちゃんを見られる!」とわくわくしながら受診しました。

でも内診台に乗ってエコーを見た時にいつもと違う感じがして、
「あれ?赤ちゃんってこんなに動いてないものだったかな…?心拍も見えないような…?」
と思っていたら、先生から「赤ちゃんが元気ないみたいで、心拍が見えない」と言われました。

想定外の言葉に、頭が真っ白になりました。

診察室に戻って、先生から「数日以内に受診してもらってもう一度エコーを確認してみて、それでも赤ちゃんの心拍を確認できなかったら、手術の案内をします」と言われました。

 

思考が追い付かない中でひとつだけ、そういうことかと納得したのは、9週を過ぎた頃からつわりが少しラクになったこと。

そのくらいの時期に赤ちゃんが亡くなっていたんだなあ…。
と、妙に冷静に考えている自分がいました。

 

家に帰ってから、流産のことや手術のことを調べました。

流産は珍しいことではないこと。初期の流産は染色体異常が原因であることが多く、受精した時点で長くは生きられない場合が多く、母体側には原因がないこと。

それでも全く実感がわかず、日中は息子と家に引きこもりながら、ぼんやりと過ごしました。
やっと実感がわいて泣いたのは、夜に夫に報告した時でした。

再診で流産確定、稽留流産と診断

妊婦健診の日から4日後、再び産婦人科に行きました。

たくさん泣いて、少しずつ現実を受け入れられているような気持ちでいましたが、4日前と変わらず動かない赤ちゃんのエコーを見たとたん、泣いてしまいました。
改めて現実を突きつけられると辛いですね…。

診察室で先生から、稽留流産であることを説明されました。

その後、これからのことについての説明を受けました。
赤ちゃんが自然排出されるのを待つ方法と、子宮内容除去術という手術を受ける方法の2つについて説明を受けましたが、私は手術を受けることを選択しました。

流産手術を受けることにした理由

私が手術を選択したのは、流産が分かった後もつわり症状が残っていてしんどかったためと、いつ出血や腹痛が起こるか分からない状態で息子を見ながら生活するのが不安だったためです。

赤ちゃんが亡くなってしまったことはもうどうにもできないので、早く次のステップに進んでいきたい気持ちもありました。

今元気に生きていることはすごいこと

流産を経験していろんなことを考えました。
その中でも1番感じたのは、

今元気に生きていること、ここまで生きられたことってすごいことだったんだな!

ということ。

自分の赤ちゃんがお腹の中で亡くなり、生まれられない命を目の前にしてやっと、本当に今さらですが、生まれてこられない命、長く生きられない命がたくさんあることを実感しました。

だから無事にこの世界に生まれてきて、今生きている私たちの存在は、本当に奇跡的な存在なんだと思います。

 

そんな中でも、

息子が生まれてきてくれたことのありがたさが、本当に身に沁みました…。

 

たくさんの命が淘汰されてしまう中で、淘汰されずに生まれてきてくれたこと。
健康にすくすく育ってくれていること。毎日笑顔を見せてくれること。

余裕のない時にはつい、きつく当たってしまうこともありますが…
ちゃんと大切にしないといけないなと、改めて思いました。

自分のことも同じです。
自信がなくて落ち込むことも多いですが、生きているだけですごいので!
自分のことももっと大切にしないといけないですね(^^)

しんどい気持ちもたくさんありますが、赤ちゃんが大切なことを改めて教えてくれたのかなと思ったりもしました。

2月初めに手術を受けたので、手術の体験談もまとめて更新する予定です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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