妊娠9か月で突然始まった恥骨痛
妊娠9か月になり、だいぶお腹が大きくなってきました。
大きなトラブルもなく、赤ちゃんも順調に大きくなってくれていて何よりだったのですが、
妊娠9か月になったとたんに、恥骨のあたりに痛みが出てきました…。
妊娠後期の恥骨痛の原因
第1子を妊娠中は恥骨痛を感じたことがなかったので、どういうことが原因で痛むのか調べてみると、妊娠後期の恥骨痛は下記のような理由で起こるようです。
- 赤ちゃんが下がってきて恥骨が圧迫される
- 出産に向けてリラキシンというホルモンが分泌され、骨盤が緩む
赤ちゃんが大きくなり、出産に向けてからだが準備をし始めるため、妊娠後期に恥骨痛を感じることが多くなるようです。
私が感じた恥骨痛の症状
私が妊娠9か月から感じた恥骨痛は、恥骨のあたりがズキズキと痛む感じでした。
じっとしていて動き始める時に「ズキーン!」と痛みが走ります。
歩いている時も、一歩進むたびに規則正しく「ズキ、ズキ」とずっと痛い…。
横になっている状態から起き上がる時が1番最悪。
普通に起き上がると「ズキーン!」と痛みが走るので、まずはおそるおそる横向きになり、恥骨のあたりに負荷がかからないよう、ゆっくり慎重に起き上がる…という感じ。
そうすると、「ズキーン!」から「ズキッ」くらいに痛みを抑えられます。(痛いのは痛い)
じっとしていて急に動き始める時が1番痛くて、逆に立ちっぱなしや動きっぱなしの方が、痛みがましでした。(痛いのは痛い)
私がした恥骨痛の対処法
恥骨痛が始まって1週間ほどは耐えながら生活していましたが、さすがにあと1か月もこれが続くのは無理!!と思い、対処法を調べたり試したりしました。
できるだけ座らない・座る時は床ではなくイスに座る
我が家のリビングは座卓で、床に座ってごはんを食べたりテレビを観たりします。
でも座った状態から立ち上がる時に恥骨痛を感じやすいので、できるだけ座らない、座る時はできるだけイスに腰掛けるようにしていました。
自宅にあった折りたたみのイスがめちゃめちゃ活躍しています!
床に座った状態から立ち上がるのと、イスから立ち上がるのでは痛みが全然違う!
片足立ちになると恥骨が痛むので、下着やズボンをはき替える時は毎回イスに座っています。
靴下履く時や、脚に保湿クリームを塗る時にも重宝しています!
寝る時は横向きで、抱き枕をひざにはさむ
日中だけでなく、寝る時ももちろん恥骨が痛みます。。
妊娠中、お腹が大きくなってくると横向きで寝ることが多いと思います。
しかし、ただ横向きで寝るだけでは恥骨に負担が掛かるらしく、横になっても恥骨がズキズキ痛んでなかなか寝られませんでした。
しかも寝返りを打つたびに痛い…。
横向きに寝る時には、ひざの間にクッションや抱き枕をはさむと恥骨への負担を軽くなります。
私もひざの間に抱き枕をはさんで寝ていますが、はさんでいない時よりも痛みを感じづらく、よく眠れるようになりました。
また、仰向けに寝る場合は、腰の下にタオルやクッションを置いて腰の位置を高くすると、子宮の位置が上がり恥骨への負担を軽くできるようです。
腰にバスタオルを巻いて寝る
腰にバスタオルを巻いて寝ると、寝ている姿勢でも痛みを感じづらく、また寝返りを打ちやすくなりました!!
SNSで見つけた時は半信半疑で、「バスタオル巻いたくらいでラクになるわけないだろ」って思ってたんですが、ダメ元で試してみたらこれが意外とラクで!
方法は、バスタオルを腰に巻き、バスタオルの両端をズボンの中にインして寝るだけです。
バスタオルが腰のカーブとベッドの隙間を埋めてくれるからか、寝返りする時に腰や恥骨に負担がかかりづらく感じて、すごくラクでした!
あと腰回りがぽかぽかします。
温めたのもよかったのかもしれません。
私は寝返りを打つ時に、恥骨だけでなくおしりや腰のあたりもズキーン!と痛むことがあるんですが、そっちにも効果抜群でした◎
試してみる価値ありです!
骨盤ベルトを着用する
1番効果があったのは、骨盤ベルトを着用することでした。
恥骨痛予防のため、早い時期から骨盤ベルトを着用した方がいいようですが、恥骨痛が出てから着用しても、痛みがましになりました!
痛みがゼロにはなっていませんが、動き始めに「ズキーン!」と痛むことが減り、格段に動きやすくなりました\(;▽;)/
思い返せば、第1子の時は切迫早産と診断されてから病院から骨盤ベルトを着けるよう指示が出ていたので、出産まで毎日ちゃんと着けていたんですよね…!
骨盤ベルトのおかげで恥骨痛が出なかったのかもしれません。
第1子の時にトコちゃんベルトⅡを使用していたので、今回も同じものを使用しています。
(第1子の時は病院で貸してもらったため、今回初めて購入しました)
恥骨痛が出てる方も出ていない方も、早めに骨盤ベルトをポチりましょう!!
予防のため、痛みが出る前に着用するのがおすすめです!!
産前産後しか使わないので、私はメルカリでポチリました。
ただし、直接肌に触れないとはいえ、骨盤ベルトは下着の下に着けるものなので(腹巻→トコちゃんベルト→下着の順に着けます)、気になる方は新品を購入することをおすすめします。
病院に相談できるなら早めに相談しましょう
私は恥骨痛が出始めたのが妊婦健診の直後で、恥骨痛のために受診するのが面倒だったので、病院にはまだ相談できていません。
でも、病院に相談できるなら早めに相談しましょう!!
病院に相談すれば、骨盤ベルトの使い方なども教えてもらえると思います。
骨盤ベルト、最初は着け方に戸惑うと思うので、病院などで教えてもらうのがおすすめです。
妊娠中はいろんなマイナートラブルに悩まされますね(; 😉
マイナートラブルなんてマイルドな言い方をしていても、それぞれ普通に辛いので…。
できるだけトラブルの少ない妊娠生活を送りたいものですね。
恥骨痛その後(妊娠10か月追記)
妊娠10か月(臨月)に入りましたが、恥骨の痛みがなくなることはなく、相変わらず痛いです…。
でもいろいろと対策したおかげで、恥骨痛が出始めた時よりはラクに過ごせています。
対策前は夜になかなか寝つけず辛い日もありましたが、上で紹介した対策のおかげで、今は痛くて寝られないということはなくなりました。
病院で助産師さんに相談したところ、妊婦さんOKの鍼灸や整体に行くと一時的にラクになることもあるから調べてみてもいいかも、と教えていただきました。
人によって合う・合わないがあると思いますが、少しでもラクに過ごせる方法がないか試してみることをおすすめします。
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