1歳から息子を預けて働いていた1年半をふり返る。よかったこと、大変だったこと【体験談】

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私は息子出産の時に産休・育休をとり、息子が1歳になったタイミングで復職しました。
それから1年半勤め、引っ越しを理由に退職し、今に至ります。

正直なところ、産休・育休をとる前は、

「私に仕事と子育てを両立できるんだろうか」
「すぐにお金に困る状況じゃないし、出産を機に退職するのもアリかなあ…」

と、復職するかどうか迷っていました。。
(本当は復職前提で産休・育休をとるものですけどね!)

 

結局、復職して息子を育てながら1年半勤めましたが、小さな子どもを育てながら働くのは、やっぱり大変でした(;’∀’)

でも働いてよかったことももちろんありました!

子どもが生まれると生活が180°変わって、考え方も変わりますよね。
子どもを優先してあげたくて、仕事を辞めようか迷う方もいると思います。
でも、あとから後悔しないためにも、復職するメリット、デメリットどちらも知っておいた方がいいと思うんです。

 

この記事では、私が育休後に復職してよかったこと、大変だったことをまとめています。
あくまで私個人の経験談ですが、復職するかどうか迷っている方の参考になれば嬉しいです。

復職してよかったこと

生活リズムが整う

復職したことをきっかけに、私と息子の生活リズムが整いました。

というのも、復職前の息子の就寝時間は23時だったんですよ…
おとなの就寝時間と一緒でした…。

ねんトレの本を読んでいたので、赤ちゃんが23時に就寝するのは遅すぎるという自覚はあったものの、意志がヨワヨワな私は自力で生活リズムを整えることができませんでした…。

復職したらすぐに早寝早起きになって、ホッとしたのを覚えています(´`)

家族以外の大人とコミュニケーションがとれる

育休中がコロナ禍真っ只中だったのもあり、家族以外とコミュニケーションを取れる機会がほぼありませんでした。

実母と電話する以外は、友達ともほとんど会えず、孤独に過ごしていました。

お喋りできない赤ちゃんとひたすら2人っきりの日々…
幸せな時間だった半面、話し相手がいないのは結構辛かったです。

私は普段お喋りな方じゃないんですが、それでも自分なりに「人とコミュニケーションをとりたい欲」みたいなものがあるんだなーと、この時初めて知りました。

だから復職してからは、同僚や取引先の方とお話できるのがとにかく嬉しかったです。

あとは妊娠前から勤めている会社だったので、子どもの母親ではなく、私を私として認識してもらえるのも嬉しかったなーと思います。

毎月給料をもらえる

当たり前ですが、働けば毎月お給料をもらえます。

子育ては何かとお金がかかるし、誘惑も多いので、収入はある方が助かります。

お金を使うことに罪悪感を感じない

私の性格的な問題かもしれませんが…
育休中、私は働いていないのにお金を使うことに罪悪感がありました。

特に美容院や自分の好きなものにお金を使う時に、「働いていないのにお金を使っていいのかな…」と感じていました。

無職じゃなくて育休中で手当をもらっているし、全然悪いことじゃないのに、なんとなく悪いことをしているような気持ちになっていました。

育休の時点でそんな状況だったので、自分の性格的に、専業主婦になったらもっとお金を使うことに罪悪感を感じてしまいそうだな…と思ったことも、復職を選んだ大きな理由のひとつでした。

保育園に入りやすい

今回退職してから特に感じたのが、育休→復職コースだと保育園の入りやすいこと。
育休から復職する場合、夫婦ともに就労していることになるので、優先順位が高い=保育園に入りやすいんですよね。

もちろん地域によりますが…。
私の住んでいた地域(田舎)では、すんなり入ることができました。

だから「保育園に入りたくても入れない」ことが身近なことだという認識が薄かったんですよねえ…。
息子が保育園に入れず働けない今、大変な問題だなとひしひしと感じています。

働きたい人は全員子どもを保育園に預けて働けるようになってほしいです(T_T)

復職して大変だったこと

子どもの体調不良で欠勤が続き、メンタルをやられる

復職して最初にしんど…ってなったのが子どもの体調不良でした。

慣らし保育で風邪をひいて、復職初日から欠勤しました。
欠勤連絡の電話が嫌すぎてどうしようかと思いました…。

そこからも2日行って3日休むみたいな日々で、復職して1か月はまともに働けませんでした。

欠勤ばかりで会社にも申し訳ないし、子どもにも申し訳ない…
復職して1か月頃はかなりメンタルをやられていました。

毎日忙しくて動きっぱなし

仕事を始めてからは、とにかく毎日忙しかったです。

5時半に起きて、家を出る7時半までノンストップで動いていました。
家事をして、自分の身支度をして、息子の身支度をして…
少し何かがズレると間に合わなくなってしまうので、常に動いていた気がします。

息子が1歳半を過ぎた頃からは、慣れと息子の成長のおかげで少しやりやすくはなりましたが、毎日バタバタしていた記憶しかないです(^^;)

忙しくて犠牲になった家事・育児

毎日忙しいとどうしても全部はやり切れず、料理と掃除はかなり犠牲になっていたし、息子ともなかなか遊んであげられませんでした。

朝ごはんは毎日固定メニュー(パンとバナナ)、夜ごはんも適当、「今日こそ掃除機かけたい…」と思いながらかけられず寝落ち、などなど…

家事をしている間、息子にはYouTubeを観てもらっていたので、1日3~4時間はテレビを観ていたと思います。
「家での過ごし方=YouTube」みたいになっていました。

常にそんな生活なので、「母親としてどうなんだろうなあ…」という悩みは常にありました。

自分の時間をとりづらい

毎日家事と育児で忙しいので、自分の時間がなかなかとれなかったです。

平日は、通勤時間、会社の昼休み、息子の寝かしつけの後の時間くらいでしょうか。

特に息子が2歳過ぎてから寝る時間が遅くなり、ほぼ毎日寝かしつけで一緒に寝落ちしていたので、あまり自由な時間はありませんでした(^^;)
その分、めちゃめちゃ寝ていたので、毎日すごく元気でしたが(笑)

 

でも逆に、自分の時間がなかなかとれなくなったことで、自分の時間の密度が上がったような気もします。

復職する前は時間があったのでついダラダラしてしまっていたけど、今は少しでも時間ができると「○○しよう!」とやりたいことをやるようになりました。
怠け者の私には、これはこれでよかったのかもしれません(笑)

「子どもがいても働ける自信」がついた

私が育休後に復職して感じたことをまとめてみました。

復職したことで犠牲にしたこともたくさんあるし、母親としてどうなんだろうと悩むこともたくさんありました。

でも復職して1年半働いて、「子どもがいても働けるんだ!」と自信がついて、私は頑張って働いてよかったなと思っています。

最近は共働き家庭が増えてきていますが、夫婦そろって働くかどうかはそれぞれの気持ちだったり、家庭の状況だったり、一概には決められない問題ですよね。

働くかどうかで悩んでいる方は、いろんな意見を見て、自分の気持ちや状況に合った選択をすればいいんじゃないかなあと思います。
そのいろんな意見のひとつとして私の経験談も参考になれば、とても嬉しいです。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^^)

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